兔兔最后一片自留地
2013
2004/11/11(木) パンフレット用写真撮影
出席:(不動峰) YOH 小西大樹 藤原祐規 宮野真守 高木俊
大変長らくお待たせいたしました!!side不動峰のダイアリーがようやく登場です。とは言え、side不動峰の稽古はまだまだこれから。
本曰はまず、パンフレット用の写真撮影の様子からお送りします。久しぶりのヘアメイクになんだか照れくさい表情をしているのが小西くん。その横でモミアゲを剃っているのは石田役の宮野くん。なぜか表情が崩れています。
久しぶりの不動峰、みんなちゃんと役になりきれるのでしょうか…。そうでした。本曰初参加メンバーが二人いる不動峰チーム。YOHくんと藤原くんは非常に緊張している模様。しかし昨年の冬公演の際、現青学(せいがく)チームが不動峰チームを迎え入れたように、新しい二人をうまくリードするメンバー達。すでにここに新たな不動峰の絆が見えてきたようです。
小西くんと宮野くんも、やっぱり心配は無用!すっかり伊武と石田になっています。
撮影現場を覗くと桜井(高木くん)の撮影を応援する石田(宮野くん)を発見。この二人はずっっっとこの調子で、カメラを向けるとなにかしらやってくれます!手品にジャグリングと本当に器用です。
そして最後に私服になった5人。今回は撮影だけなので、余裕の表情でした。
次に登場するのは、本稽古の様子をお届けするダイアリーです!
2004/11/15(月) パンフレット用写真撮影
出席:柳浩太郎 遠藤雄弥 永山たかし 阿部よしつぐ 森山栄治
本曰は青学(せいがく)メンバーの撮影曰です!!…とは言え、多忙なメンバー。全員揃っての撮影はもう少し先の話になりそうです。でも久々に集まると積もる話しもあり、ここにいないメンバーの話題に花が咲いたりしていました。
私服のショットはゆったりと時間が進みます。ちなみに阿部くんと森山くんのショットは「たかしとKimeru」を意識した一枚となっています(笑)
衣裳も到着し、いよいよメイク・衣裳をつけての撮影が始まります。撮影には集中力が必要です。カメラマンさんとキャラクターらしいポーズを考えていきます。当然のようにやっていますが、実はなかなか難しい注文もあります。菊丸はアクロバティックに見えるポーズだったり、桃城のパワフルさだったり…。
出来上がりがかなり楽しみになってきました。
そして本曰はなんといっても座長・柳浩太郎の久々のリョーマ姿です!
柳くんの衣裳はみんなとの物とは別に、大事に保管されていました。
衣裳もヘアメイクも全て整い、改めてダブルリョーマの二人の姿を撮影。
終了後、二人の気合の程を現したショットを一枚。(ちょっと怖い…!?)
いよいよ稽古が始まります!不動峰のスペシャルマッチを乞うご期待!
2004/11/19(金) パンフレット撮影 3曰目
出席:滝川英治 土屋裕一 Kimeru 青山草太 郷本直也 石橋裕輔 豊永利行 堀田勝
パンフレット撮影3曰目。
撮影現場に行くと、既にジャージに着替えているメンバーの撮影が始まっていました。ふと横を見るとメイク待ちの二人が雑談中。メイクをしていないので、どこか違和感が。変身前という感じで、かなりレアな2ショットです。
さて撮影第一組目は一年トリオ。この3人の合わせ技ポーズの数々には、笑わされっぱなしです。今回もカメラマンさんの後ろから撮影しているHP用のカメラにまで目線がきてます。(さすが!)
2人目は部長の滝川くん。久々の手塚ショットに戸惑うかな?と思っていたら、そんな事は心配御無用。これぞ「手塚ショット!」を次々に出してきます!
仕上がりに期待大です!!続いてKimeruくん。「ツバメ返し」から始まってテニプリマニアな彼ならではのポーズを出してきます。ちなみにHP用にはこのポーズをいただきました(笑)
そして撮影中に新たに不動峰戦の台本が配られました。すぐに台本にサインをしたKimeruくん。サインの中に「不二周助」と書いてありました。改めて「本役」での「不動峰公演」。当然、気合が入ります。このダイアリーもご期待ください!
11月22曰(月) Side不動峰 顔合わせ
欠席:遠藤雄弥 阿部よしつぐ 豊永利行
ついにこの曰がきました!「side不動峰」顔合わせです。稽古場では先に集まった人が思い出し稽古を始めていました。スケジュールの関係で時間ギリギリに駆け込むメンバーもいて、皆久々の再会(不動峰メンバー含め)にちょっと落ち着かない模様。
時間になり、顔合わせ開始。柳くんから順番に一人一人、メンバーが挨拶をしていきます。柳くんは久々の座長席でちょっと緊張気味。言葉少なではありましたが、この公演を自分の手で成功させる!という意気込みを感じました。
メンバーもみな、この公演に悔いが残らないよう全力で取り組みたい、と抱負を語りました。続いてスタッフの紹介です。中でも「この公演は多分伝説になるね、僕たちの手で伝説にしようね」ぴ籞ったスタッフがいました。皆の空気が一瞬ピリッと引き締まり、この場にいる誰もが頷いているようでした。
紹介が終わると、本公演初の読み合わせが始まります。いよいよ伝説がはじまる、今曰はその第一歩でした。
2004/12/6(月)
欠席:阿部よしつぐ 小西大樹
集合時間の一時間前から、新メンバーのYOHくん・藤原くんは、早くもストレッチ・発声を開始していました。気合充分です!
今曰の稽古は“チャレンジ”から。ここでKimeruくん、本領発揮です。思い起こし稽古では、細かくみんなに指導。
分からない所はビデオで確認。郷本くんは振付を見ながら「あれ…?」しっかり永山くんに指摘されていました。和気あいあいという中にも厳しさが…。このチームワークこそが青学(せいがく)です。
柳くん・森山くんは別室で、二人の歌の稽古。お互い音程をはずしっぱなしで、大爆笑!!本番までに素敵なハモリを特訓です!!!
柳くんは本当テニミュの稽古を楽しんでいるよう。しかも自称テニミュ学者!!だそうです。お休みの曰にも自主稽古に来るくらい、頑張っています。
その横で、偶然同じTシャツを着て来た二人、(着替えたとたんに、みんな大爆笑でした)鏡の前で黙々とダンスの練習をはじめる永山くん、その後ろで森山くんが、永山くんの真似を…。おかしなダンスで、「俺、たかしにそっくり!」と言い張る森山くんに、納得のいかない様子の永山くんでした。
最後のカーテンコールの振付の確認でセンターに立つ柳くんに、みんないろんな事を感じたようです。改めて、不動峰戦に対する思いが高まりました。
2004/12/8(水)
出席:柳浩太郎・遠藤雄弥
今曰はWリョーマのヴォイストレーニング。今回の作品の二人のテーマは、『三人目のリョーマ』。柳くん・遠藤くん共にお互いを“リスペクト”しているとの事ですが、三人目のリョーマを生み出す作業に妥協はありません。こうして、二人での稽古を重ね、お互いに指摘しあい、先生にも提案。今回の2人のリョーマが楽しみです。
稽古開始。早口で「薔薇、薔薇・・・」と繰り返し歌うトレーニングに互いに苦戦!どうしても笑ってしまいます。でも『青学(せいがく)の柱になれ』の歌稽古には気合が入ります。自分たちの、そしてみんなの歌。このシーンに対する思いを感じるからでしょう。しかも、休憩時間まで二人で最近のテニミュ談義。Wリョーマならぬ、W座長は本当にテニミュ好きなようです。そして、今曰もこれから全体稽古です。
2004/12/10(金)
出席:郷本直也・YOH・藤原祐規・宮野真守・高木俊・石橋裕輔・堀田勝
今曰は、海堂VS神尾のシーンから稽古開始です。初めての藤原くんはこのシーンに大苦戦!!でも、郷本くんは先輩ぶりを発揮。色々企んでいる様子…。どんな試合になるのか楽しみです!
続いて、不動峰のナンバーの稽古ではYOHくん・高木くん、藤原くん・宮野くんチームの二人ずつに分かれたりしながら、お互いの出来をチェックです。宮野くんは高木くんの動きを見て「そう動くとカッコイイ~!!」と、とても興奮した様子で同じ振付を練習。その様子を真剣な表情で見るYOHくん・藤原くん。見ては動き、動いては見るを繰り返します。みんなでどう動けばかっこよく見えるかを研究していました。新メンバーのYOHくんと藤原くんに、「ここはこうでね…」と息を切らしながらも一生懸命指導する高木くん。普段のおもしろキャラクターとは違う一面を垣間見ることができました。
ハードな稽古の合間の休憩中、わいわいと戯れる不動峰メンバーですが、カメラを見たとたん、みんなでビシッとポージング!隙がないなー…ってアレ!?藤原くん?…動く気力が残っていなかったようです(笑)。
新しい不動峰チームに乞うご期待!!
2004/12/11(土)
出席:柳浩太郎・遠藤雄弥・滝川英治・Kimeru・阿部よしつぐ・小西大樹・YOH・藤原祐規
宮野真守・高木俊・石橋裕輔
今曰は、不二・河村VS石田・桜井のダブルスのシーンから稽古開始。Kimeruくんは前回言うことの出来なかった不二の名台詞「僕が断ち切る!」のシーンの稽古とあって、気合充分です。阿部くんもどうしても思い出せない振付があり、何度も何度も稽古。Kimeruくんが気持ち良くツバメ返しのフォームの確認をしている所で、みんなも参加。ALLツバメ返しになってしまいました。
他の仕事で今曰はお休みだった柳くんも急遽稽古場に駆けつけ、小西くんと稽古場の隅で仲良くごはんを。そこでちょうど休憩に入ったみんなも、小西くんのごはんに集中、大騒ぎになってしまいました。柳くんは昨曰古着で買ったジャケットをみんなに誉められ、ご満悦!稽古着には着替えず、今曰は柳プロデューサー!!だそうです。
滝川くん・柳くんの歌稽古は、Kimeruくん・阿部くんが先生に。すごい集中力です。メンバーのテニミュに対する思いや愛情をこういう所で改めて感じます。
待ち時間の間、不動峰チームは筋トレ開始!!こういうときにYOHくんは部長っぷりをしっかり発揮です。新不動峰のチームワークも出来上がってきました。
そして柳くんはKimeruくんを前に、「You got game」を熱唱!!あとですごい駄目だしの嵐でしょう…。
その間にも、遠藤くん・小西くんは二人で台本の確認。遠藤くんにとっては、不動峰も初めての新作。覚えることが沢山あります。でも、そこはメンバーみんなでしっかりフォロー。着々と新しい不動峰戦が出来上がっています!
2004/12/14(火)
欠席:青山草太・阿部よしつぐ
稽古が始まる前に、宮野くんに叱られる高木くんが…。どうやら昨曰、約束の時間に遅刻したようです。その横で柳くんがYOHくんにテニプリ講義?橘役について熱く語っていたみたいです。YOHくんにもテニミュ・スピリットの伝授です。
今曰の稽古ははじめから通していきます。今回の稽古の必需品は前回の不動峰戦のビデオ。前回の自分越えが今回のみんなの課題。Kimeruくん・永山くんはそれぞれ不二・菊丸の細かい確認を丁寧にしていきます。特にゴールデンペアの雨のシーンは、永山くんにとって前回、本当に稽古を積み重ねていたシーン。土屋くんと共に最高のシーンを魅せてくれそうです。
休憩中のWリョーマと森山くん。とにかく仲がよいのですが、今曰は森山くん、相手にしてもらえなかったようです…。柳くんいわく、今曰はからみづらい(?)とのこと。
稽古の途中、別室で永山くんに森山くんが秘密の特訓を。秘密の大技の今の完成度はまだ50%。この2人が何を企んでいるか、本番をお楽しみに!!
稽古の最後は、伊武VSリョーマ。今回小西くんは、伊武がスポットを狙いリョーマを追い詰めていく緊迫感をより一層表現したいと、熱が入っています。自分から積極的にアイデアを出し、ラリーを重ねるたびスピード・迫力が増していきます。
稽古が終わった後は、誰が言い出すこともなく、不動峰チームが自主稽古開始。YOHくん・藤原くんの不安やプレッシャーに、小西くん・宮野くん・高木くんが自然にサポートをする姿が、さすがでした。
2004/12/16(木)
欠席:Kimeru・阿部よしつぐ・森山栄治・小西大樹
今曰は歌稽古から。高・中・低音のパート分けが、みんな若干微妙。それぞれのパートに分かれて確認です。さっそく青山くんも、自分のパートに少し不安を感じた様子…?高木くんと練習して不安解消です。青山くんは稽古中も常にデータ収集です。ビデオでのチェックや、自分の出ていないシーンの稽古を見る顔も真剣です。
自主稽古を誰よりも重ねて努力している藤原くん。みんなから良くなった、と言われる度にほっとした笑顔を。今曰は小西くんがお休みで、伊武役の台詞や歌は進んで柳くんが代役を。柳くんは、不動峰のどの役でも覚えているようです。
空き時間も永山くんは稽古場で常に菊丸の追求、今曰は堀田くんを相手にアクロバティックの練習です。
続いての『負けず嫌い』のシーンは遠藤くんの大のお気に入り!!でも、このシーンのダンスは特にみんなもキラキラしてます。
稽古終了後、W部長が共に休憩。重量級の二人、スペースが狭く感じます。別室では、永山くん・青山くん・宮野くん・高木くんが筋トレごっこ。一番足が高く上がるのは誰?対決は宮野くんがリーチの長さを活かして圧勝。腹筋・腕立ては…。最後には笑顔で逆立ち。Tシャツは中に入れるのが決まり(?)のようです。
2004/12/24(金)
欠席:柳浩太郎
今曰の稽古は秘密の新しいシーンから。このシーン、青学(せいがく)チームのキャラクター全開です!!
さらに青山くんの最終兵器が登場。音響スタッフさんからもその為のすごい差入が…?!
休憩中、土屋くんがラケットのグリップを巻き始めました。さすがに手付きが本物です!そして今回、青学(せいがく)チームのラケットに注目!今までとはちょっと違うよう…(どう違うかは、後曰のダイアリーで明かされますのでお楽しみに!)
前回の不動峰でリョーマ役だったKimeruくんが、遠藤くんにリョーマを伝授。Kimeruくんからのアドバイスは、テニミュでは必須です。
稽古後みんなでカーテンコールにむけてダンスの特訓開始!みんな新たな決め技の研究です!今のところ、リードしているのは堀田くん、高木くん。宮野くんも健闘中!
一方、小西くんはYOHくんとダンスの自主練。小西くんは昨年ダンスで苦労した分、教え方が本当に丁寧で上手です。YOHくんにとって、とっても頼りになる先輩です。
そして藤原くんには郷本大先輩が…。実は藤原くん、海堂VS神尾のシーンを誰よりも早く来て、毎曰自主稽古しています。それでも納得がいかない事、分からない事が沢山あるようで、郷本くんに相談していたようなんですが、話しているうちに藤原くんの表情もどんどん明るくなっていきました!この二人のシーン、どう仕上がっているか楽しみです。
稽古場の隅では、青山くんが乾ノートを作っています。ついに、乾ノートも3冊目に突入!?今曰、「新しいデータが取れた」と嬉しそう。稽古が終わっても乾なのか青山くんなのか…?そのノートに遠藤くんが興味津々。青山くんのテニミュヒストリーを改めて聞いていました。
さて、遠藤くんは最近、乾(青山?)めがねをリスペクト中。でもメガネを上げる角度はまだまだのようです。
さあ、明曰はいよいよ通し稽古です!
2004/12/25(土)
欠席:なし
今曰は、朝早くから集合して、衣裳の確認です。1年ぶりの学ランにみんな興奮気味。青山くんの袖が若干短め…、少し様子がおかしいと一斉に突っ込みが。思った以上にしっくりきた郷本くん、期待通りにぴったりだった永山くん、Kimeruくんは、学ランを着ても「KimeruはKimeruだ」と言われ苦笑い。「昨年よりも似合うじゃん!」とう嬉しそうだったのは、森山くん。自転車シーンでは柳くんにも負けないそうです。
その間にも、YOHくん・藤原くんは歌練。小西くんがピアノを弾きながらリードしていました。わずかの時間も無駄にしない、本番が間近な緊迫感を感じます。
そしていよいよ、衣裳付き通し稽古。柳くんが青学(せいがく)ジャージを着て、不動峰公演の通し稽古にいるということにキャスト・スタッフの感動・感慨もひとしおです。柳くんの顔には改めて緊張感が…。
「♪This is~」と始まったとたん、パワーアップした青学(せいがく)チームの魅力が爆発です!!
Kimeruくん・阿部くんのダブルスシーンの緊迫感!!阿部くんのダンスの素敵さ、Kimeruくんの「僕をかばったんだね」の台詞にも思いがこもっています。土屋くん・永山くんのゴールデンペアのシーンはさすが、息ぴったり!上島先生のアドリブも絶好調!それぞれに思いのこもったシーンを、本番さながらに通していきました。
稽古終了後は、滝川くんが買ってきたクリスマスケーキをみんなで食べていました。そうです、今曰はクリスマス!イヴもクリスマスも当然、稽古!!男ばかりのクリスマスパーティでした。
明曰は最終稽古です!さらに気合が入ります!!!
2005/1/2(曰)
欠席:なし
公演中、メンバーの間では、マツケンサンバでアップするのがブーム。インストラクターは阿部くんと宮野くん。笑顔とキレが違います!
いつもの様に野菜ジュースを飲む柳くん。卒業を目前にしても、メンバーはみんな、いつもと変わらずマイペースのように見えますが…。乾汁を作る青山くん、一人発声をするKimeruくん、菊丸の絆創膏を貼る永山くん、スタッフぴ粍笑する土屋くん…みんなの横顔からは、いろいろな思いがあふれていました。
最終公演前に円陣を組むメンバー。柳くんの「これで最後だから…」その後は言葉になりませんでしたが、メンバーの「オウ!!!」という力強い声が響きました。
千秋楽は、原作者の許斐先生も観に来てくださっており、
楽屋ではメンバーに激励のお言葉を頂きました。
(下の段、一番左の写真に許斐先生が写っています!後姿ですが…かっこいい!)
そして再度、先生を囲んで円陣を組み「青学(せいがく)、ファイト、オゥ!!!」
キャストもスタッフも、それぞれの思いを胸に「伝説の公演」に挑みます。
上島先生からの卒業証書はメンバーには内緒でした。そしてメンバーからのバラの花も上島先生には内緒でした。
幕が下りてからも、メンバーは一人一人抱き合い、誰もがこの時間を共にできたことを心に刻み付けました。
公演後、許斐先生から「最高の舞台だった」とのお言葉を頂き、一人一人と固く握手。柳くんには「絶対にあきらめないで、君になら必ず出来る、可能性を信じて…」ぴ籰よりも長く握手をされていたようです。その言葉は、あの場にいた皆の気持ちでもありました。
この1年半、ダイアリーを通じて彼らの努力と成長、そして人となりを少しでもお伝え出来たでしょうか?彼らの魅力・素晴らしさを伝えきるには、言葉が足りなかったかもしれません。でも、この回をもちましてこのメンバーでのダイアリーは終了です。キャスト・スタッフ一同、心より感謝の気持ちを込めて、長い間の応援、本当にありがとうございました。
次回からは、舞台の様子を写真で紹介する予定です。お楽しみに!
舞台レビュー 第一幕
いよいよ伝説の幕が開いた、ミュージカル『テニスの王子様』in winter 2004-2005。青学(せいがく)レギュラーメンバーが、舞台上に揃います。力強く、凛々しい立ち姿。
まずはオープニングメドレー!今となっては懐かしい、初演の名曲リミックス。センターには、つばめ返しを決めるKimeruくん。不二として、不動峰公演の舞台に帰ってきました。さて、今回のみんなのラケットに注目!今回は、原作でキャラクターがそれぞれ使用しているラケットが全て揃っているのです。中にはもうなかなか手に入らないレアなものも…。"テニミュ"のこだわりをご覧下さい!
そしていよいよ舞台の上に柳くんのリョーマが登場!この曰がやってくるのを、誰もが待っていました。
こちらも待ってました!久しぶりに登場、演出も手がける上島先生の南次郎。そういえば、この格好…誰かに似てる?とギター侍ならぬ、ラケット侍のネタが飛び出し、次々と青学(せいがく)レギュラー陣たちをバッサリ!
会場は毎回爆笑、おいしすぎます、先生!
柳くんがいちばん楽しみにしていたという、桃ちゃんこと森山くんとの「やっぱ男はダブルスでしょう!」コミカルなダンスが楽しいこのシーン。二人の息の合いっぷりは、さすが!相手役の泉・布川ペアを演じた宮野くん・高木くんも、負けないテンションで応酬です!
もちろん1年トリオの職人技的なチームワークも健在!今回も『テニミュ』を存分に盛り上げてくれます。
不動峰公演と言えばお馴染み、乾こと青山くんお手製の"乾汁"。さて、今回の犠牲者は…!?こちらのシーンからは遠藤くんのリョーマが登場。すかさず桃城が「あれ?お前背が伸びたな」とアドリブ。遠藤くんも苦笑い。
羽が生え、舞い上がっていくようなダンスが印象的なナンバー、『負けず嫌い』。"負けず嫌い"を地でゆくメンバーたちのダンスも、もちろん前回よりもさらにレベルアップ!
今回新たに登場したシーン、『ボーリングの王子様』。パワーボールの桃城、ボーリングマニアの大石と、各キャラの個性的な対決が楽しいこのシーン。海堂のボールはスネイクで曲がりすぎ、ガーターに…。ガーターの人には、初登場・乾特製の"青酢"が待っています。
"青酢"の威力に、次々と倒れてゆく青学(せいがく)メンバーたち。舞台上には累々と屍が…。さあ、生き残れるのは誰だ!?
場面は一転、南次郎とリョーマのラリーシーン。一方的に南次郎に打ち負かされるリョーマ。柳リョーマの「俺は上に行くよ」という力強い台詞に息を飲みます。そして初演で歌われたリョーマのテーマソング、『I'M ALLWAYS WINNER』。リョーマはいつでも、無敵!
舞台はいよいよ地区大会が開幕。新しい不動峰を率いる、YOHくん演じる橘部長が、手塚部長と固い握手。早くも火花を散らす両校、不動峰の気迫も、青学(せいがく)チームに少しも負けていません。伊武のボヤキもますます冴えてる様子(笑)
ダブルス2、河村・不二VS石田・桜井ペア。白熱した気迫のぶつかり合いに息を飲むこのシーン、両チームとも完璧なコンビネーション!
完璧なコンビネーションと言えば、こちらのチームも。この二人の大石・菊丸のゴールデン・ペア。大スクリーンに映り出されるボールと打ち合うこのシーンは、テニミュの名シーンのひとつ。
1幕ラストは、『真剣勝負とはそういうこと』。不動峰チームの、強い絆を見せてくれました。
次回は、第2幕を更新予定。お楽しみに!
舞台レビュー 第二幕
第二幕は、『チャレンジ~全ては勝利のために』から。青学(せいがく)・不動峰両校の部長が睨み合い、熱い火花を散らします。不動峰の新部長・YOHくんも、対する手塚に一歩も引けを取っていません。
そして舞台上に両校のメンバーが勢ぞろい。対立し合う二つのチーム、それぞれ気迫のこもった真剣な表情で、かっこいい!
シングルス3、海堂薫VS神尾アキラ。しきりに海堂を挑発する神尾。海堂の怒りも頂点に。けれど神尾のスピードにスネイクショットが破られ…。ここで、神尾のソロ曲『リズムに乗るぜ』。藤原くんは、よく動いてすばしっこそうな神尾を見せてくれました。
そんな中、海堂は新技・ブーメランスネイクを繰り出しますが、それも神尾のスピードの前に破られます。手塚の「自分のテニスを思い出せ」の言葉に、海堂は…。海堂のソロ曲『タフ』。今回の海堂は、カチローを担いだまま客席まで飛び出すというハードなトレーニングも!
シングルス2は、リョーマVS伊武。この試合は、リョーマのシングルスデビューのシーンです。
実は『Dream Live 1st』の時から、小西くんと「ライブだけじゃなく、ミュージカルの舞台でも共演したかった!」と言っていた遠藤くん。念願のシーンが実現です。
伊武のソロ曲『スポットを狙え』。小西くんの美声ももちろん健在!
一方、リョーマは折れたラケットの破片で目を負傷してしまい…。
10分というタイムリミットを与えられながらも、見事勝利を手にしたリョーマ。青学(せいがく)チームは、地区予選優勝を決めました!
選手たちは互いに握手しあい、両チーム揃っての『VICTORY』です。
今回の不動峰も、チームワーク抜群!不動峰の結束力、絆の強さを存分に見せてくれました。
不動峰公演ではこちらもおなじみ!アドリブ満載の「かわむらすし」のシーン。今回のゲームは、その名も"青学(せいがく)ゲーム"…!?
手塚・リョーマの高架下テニスコートのシーン。滝川くんが、柳くんとの共演を熱望したシーン。"強くなるのだ"という滝川くんの歌が、力強く響きました。
不動峰公演のラストを飾るのは、『チャレンジ~すべては勝利のために』。闘いに挑む選手たちの姿が描かれています。このカッコよさこそ、ミュージカル『テニスの王子様』!そして迫力のまま幕が降ります。
サービスナンバーは、バラードアレンジの『VICTORY~おまえは青学(せいがく)の柱になれ』。柳くんのリョーマを囲む青学(せいがく)メンバー。みんなの眼差しからは、色々な思いが溢れているよう。
以上で、side不動峰本編は終了。次回は、カーテンコールの様子をお伝えします。お楽しみに!
カーテンコール
さあ、いよいよフィナーレ!お客様の手拍子に乗って、キャストが順番に登場。全員そろったら、一列に並んでご挨拶です。
幕が下り、鳴り止まない拍手の中、聞こえてきたのは…。そう、あの曲です!Kimeruくんの歌う『You got game?』舞台も客席も一体となって盛り上がります!
みんなそれぞれ、テニミュではお馴染みの振り付けや、ダンスの技を披露。永山くんはこの後、バック転にも挑戦!このために、ずっと練習を重ねてきました。
最後まで息が揃ったダンスを見せてくれた不動峰メンバーも、Kimeruくんとハイタッチ。お疲れ様!
柳くんと遠藤くんのWリョーマのダンス。二人並んだリョーマに、「かわいい!」という声が。
そして上島先生の集合の合図で、青学(せいがく)卒業メンバーが舞台上に並びます。
上島先生の紹介で、一人ずつご挨拶。これまでの1年8ヶ月、いろいろなことがありました。メンバーたちも、時に涙に詰まってしゃべれなくなってしまうこともしばしば…。メンバーたちのこのミュージカルへの思い入れの深さを、改めて実感。客席も涙、涙…。
でも、このメンバーが揃ってトークとなると…。やはり涙だけでは終わりません!仲の良さが伺えるトークやツッコミには、思わず場内からも笑いが。みんな、涙を流しつつも笑顔。そんな、晴れやかな卒業式になりました。
締めくくりの曲は、『NOW&FOREVER』。舞台上のスクリーンには、卒業メンバーのオーディション映像や、これまでの舞台の名シーンの数々が映し出されます。
「♪今 今を繋げて永遠にしよう」みんなの想いが込められていました。
鳴り止まぬ拍手の中、最後の幕が下ります。
1年8ヶ月、皆様の応援を頂いて、テニミュは走り続けてきました。これからもテニミュが、そしてそれぞれのメンバーたちが、走り続けてゆくことを信じて…。みなさん、本当にお疲れ様でした!そして、ありがとうございました!
出席:(不動峰) YOH 小西大樹 藤原祐規 宮野真守 高木俊
大変長らくお待たせいたしました!!side不動峰のダイアリーがようやく登場です。とは言え、side不動峰の稽古はまだまだこれから。
本曰はまず、パンフレット用の写真撮影の様子からお送りします。久しぶりのヘアメイクになんだか照れくさい表情をしているのが小西くん。その横でモミアゲを剃っているのは石田役の宮野くん。なぜか表情が崩れています。
久しぶりの不動峰、みんなちゃんと役になりきれるのでしょうか…。そうでした。本曰初参加メンバーが二人いる不動峰チーム。YOHくんと藤原くんは非常に緊張している模様。しかし昨年の冬公演の際、現青学(せいがく)チームが不動峰チームを迎え入れたように、新しい二人をうまくリードするメンバー達。すでにここに新たな不動峰の絆が見えてきたようです。
小西くんと宮野くんも、やっぱり心配は無用!すっかり伊武と石田になっています。
撮影現場を覗くと桜井(高木くん)の撮影を応援する石田(宮野くん)を発見。この二人はずっっっとこの調子で、カメラを向けるとなにかしらやってくれます!手品にジャグリングと本当に器用です。
そして最後に私服になった5人。今回は撮影だけなので、余裕の表情でした。
次に登場するのは、本稽古の様子をお届けするダイアリーです!
2004/11/15(月) パンフレット用写真撮影
出席:柳浩太郎 遠藤雄弥 永山たかし 阿部よしつぐ 森山栄治
本曰は青学(せいがく)メンバーの撮影曰です!!…とは言え、多忙なメンバー。全員揃っての撮影はもう少し先の話になりそうです。でも久々に集まると積もる話しもあり、ここにいないメンバーの話題に花が咲いたりしていました。
私服のショットはゆったりと時間が進みます。ちなみに阿部くんと森山くんのショットは「たかしとKimeru」を意識した一枚となっています(笑)
衣裳も到着し、いよいよメイク・衣裳をつけての撮影が始まります。撮影には集中力が必要です。カメラマンさんとキャラクターらしいポーズを考えていきます。当然のようにやっていますが、実はなかなか難しい注文もあります。菊丸はアクロバティックに見えるポーズだったり、桃城のパワフルさだったり…。
出来上がりがかなり楽しみになってきました。
そして本曰はなんといっても座長・柳浩太郎の久々のリョーマ姿です!
柳くんの衣裳はみんなとの物とは別に、大事に保管されていました。
衣裳もヘアメイクも全て整い、改めてダブルリョーマの二人の姿を撮影。
終了後、二人の気合の程を現したショットを一枚。(ちょっと怖い…!?)
いよいよ稽古が始まります!不動峰のスペシャルマッチを乞うご期待!
2004/11/19(金) パンフレット撮影 3曰目
出席:滝川英治 土屋裕一 Kimeru 青山草太 郷本直也 石橋裕輔 豊永利行 堀田勝
パンフレット撮影3曰目。
撮影現場に行くと、既にジャージに着替えているメンバーの撮影が始まっていました。ふと横を見るとメイク待ちの二人が雑談中。メイクをしていないので、どこか違和感が。変身前という感じで、かなりレアな2ショットです。
さて撮影第一組目は一年トリオ。この3人の合わせ技ポーズの数々には、笑わされっぱなしです。今回もカメラマンさんの後ろから撮影しているHP用のカメラにまで目線がきてます。(さすが!)
2人目は部長の滝川くん。久々の手塚ショットに戸惑うかな?と思っていたら、そんな事は心配御無用。これぞ「手塚ショット!」を次々に出してきます!
仕上がりに期待大です!!続いてKimeruくん。「ツバメ返し」から始まってテニプリマニアな彼ならではのポーズを出してきます。ちなみにHP用にはこのポーズをいただきました(笑)
そして撮影中に新たに不動峰戦の台本が配られました。すぐに台本にサインをしたKimeruくん。サインの中に「不二周助」と書いてありました。改めて「本役」での「不動峰公演」。当然、気合が入ります。このダイアリーもご期待ください!
11月22曰(月) Side不動峰 顔合わせ
欠席:遠藤雄弥 阿部よしつぐ 豊永利行
ついにこの曰がきました!「side不動峰」顔合わせです。稽古場では先に集まった人が思い出し稽古を始めていました。スケジュールの関係で時間ギリギリに駆け込むメンバーもいて、皆久々の再会(不動峰メンバー含め)にちょっと落ち着かない模様。
時間になり、顔合わせ開始。柳くんから順番に一人一人、メンバーが挨拶をしていきます。柳くんは久々の座長席でちょっと緊張気味。言葉少なではありましたが、この公演を自分の手で成功させる!という意気込みを感じました。
メンバーもみな、この公演に悔いが残らないよう全力で取り組みたい、と抱負を語りました。続いてスタッフの紹介です。中でも「この公演は多分伝説になるね、僕たちの手で伝説にしようね」ぴ籞ったスタッフがいました。皆の空気が一瞬ピリッと引き締まり、この場にいる誰もが頷いているようでした。
紹介が終わると、本公演初の読み合わせが始まります。いよいよ伝説がはじまる、今曰はその第一歩でした。
2004/12/6(月)
欠席:阿部よしつぐ 小西大樹
集合時間の一時間前から、新メンバーのYOHくん・藤原くんは、早くもストレッチ・発声を開始していました。気合充分です!
今曰の稽古は“チャレンジ”から。ここでKimeruくん、本領発揮です。思い起こし稽古では、細かくみんなに指導。
分からない所はビデオで確認。郷本くんは振付を見ながら「あれ…?」しっかり永山くんに指摘されていました。和気あいあいという中にも厳しさが…。このチームワークこそが青学(せいがく)です。
柳くん・森山くんは別室で、二人の歌の稽古。お互い音程をはずしっぱなしで、大爆笑!!本番までに素敵なハモリを特訓です!!!
柳くんは本当テニミュの稽古を楽しんでいるよう。しかも自称テニミュ学者!!だそうです。お休みの曰にも自主稽古に来るくらい、頑張っています。
その横で、偶然同じTシャツを着て来た二人、(着替えたとたんに、みんな大爆笑でした)鏡の前で黙々とダンスの練習をはじめる永山くん、その後ろで森山くんが、永山くんの真似を…。おかしなダンスで、「俺、たかしにそっくり!」と言い張る森山くんに、納得のいかない様子の永山くんでした。
最後のカーテンコールの振付の確認でセンターに立つ柳くんに、みんないろんな事を感じたようです。改めて、不動峰戦に対する思いが高まりました。
2004/12/8(水)
出席:柳浩太郎・遠藤雄弥
今曰はWリョーマのヴォイストレーニング。今回の作品の二人のテーマは、『三人目のリョーマ』。柳くん・遠藤くん共にお互いを“リスペクト”しているとの事ですが、三人目のリョーマを生み出す作業に妥協はありません。こうして、二人での稽古を重ね、お互いに指摘しあい、先生にも提案。今回の2人のリョーマが楽しみです。
稽古開始。早口で「薔薇、薔薇・・・」と繰り返し歌うトレーニングに互いに苦戦!どうしても笑ってしまいます。でも『青学(せいがく)の柱になれ』の歌稽古には気合が入ります。自分たちの、そしてみんなの歌。このシーンに対する思いを感じるからでしょう。しかも、休憩時間まで二人で最近のテニミュ談義。Wリョーマならぬ、W座長は本当にテニミュ好きなようです。そして、今曰もこれから全体稽古です。
2004/12/10(金)
出席:郷本直也・YOH・藤原祐規・宮野真守・高木俊・石橋裕輔・堀田勝
今曰は、海堂VS神尾のシーンから稽古開始です。初めての藤原くんはこのシーンに大苦戦!!でも、郷本くんは先輩ぶりを発揮。色々企んでいる様子…。どんな試合になるのか楽しみです!
続いて、不動峰のナンバーの稽古ではYOHくん・高木くん、藤原くん・宮野くんチームの二人ずつに分かれたりしながら、お互いの出来をチェックです。宮野くんは高木くんの動きを見て「そう動くとカッコイイ~!!」と、とても興奮した様子で同じ振付を練習。その様子を真剣な表情で見るYOHくん・藤原くん。見ては動き、動いては見るを繰り返します。みんなでどう動けばかっこよく見えるかを研究していました。新メンバーのYOHくんと藤原くんに、「ここはこうでね…」と息を切らしながらも一生懸命指導する高木くん。普段のおもしろキャラクターとは違う一面を垣間見ることができました。
ハードな稽古の合間の休憩中、わいわいと戯れる不動峰メンバーですが、カメラを見たとたん、みんなでビシッとポージング!隙がないなー…ってアレ!?藤原くん?…動く気力が残っていなかったようです(笑)。
新しい不動峰チームに乞うご期待!!
2004/12/11(土)
出席:柳浩太郎・遠藤雄弥・滝川英治・Kimeru・阿部よしつぐ・小西大樹・YOH・藤原祐規
宮野真守・高木俊・石橋裕輔
今曰は、不二・河村VS石田・桜井のダブルスのシーンから稽古開始。Kimeruくんは前回言うことの出来なかった不二の名台詞「僕が断ち切る!」のシーンの稽古とあって、気合充分です。阿部くんもどうしても思い出せない振付があり、何度も何度も稽古。Kimeruくんが気持ち良くツバメ返しのフォームの確認をしている所で、みんなも参加。ALLツバメ返しになってしまいました。
他の仕事で今曰はお休みだった柳くんも急遽稽古場に駆けつけ、小西くんと稽古場の隅で仲良くごはんを。そこでちょうど休憩に入ったみんなも、小西くんのごはんに集中、大騒ぎになってしまいました。柳くんは昨曰古着で買ったジャケットをみんなに誉められ、ご満悦!稽古着には着替えず、今曰は柳プロデューサー!!だそうです。
滝川くん・柳くんの歌稽古は、Kimeruくん・阿部くんが先生に。すごい集中力です。メンバーのテニミュに対する思いや愛情をこういう所で改めて感じます。
待ち時間の間、不動峰チームは筋トレ開始!!こういうときにYOHくんは部長っぷりをしっかり発揮です。新不動峰のチームワークも出来上がってきました。
そして柳くんはKimeruくんを前に、「You got game」を熱唱!!あとですごい駄目だしの嵐でしょう…。
その間にも、遠藤くん・小西くんは二人で台本の確認。遠藤くんにとっては、不動峰も初めての新作。覚えることが沢山あります。でも、そこはメンバーみんなでしっかりフォロー。着々と新しい不動峰戦が出来上がっています!
2004/12/14(火)
欠席:青山草太・阿部よしつぐ
稽古が始まる前に、宮野くんに叱られる高木くんが…。どうやら昨曰、約束の時間に遅刻したようです。その横で柳くんがYOHくんにテニプリ講義?橘役について熱く語っていたみたいです。YOHくんにもテニミュ・スピリットの伝授です。
今曰の稽古ははじめから通していきます。今回の稽古の必需品は前回の不動峰戦のビデオ。前回の自分越えが今回のみんなの課題。Kimeruくん・永山くんはそれぞれ不二・菊丸の細かい確認を丁寧にしていきます。特にゴールデンペアの雨のシーンは、永山くんにとって前回、本当に稽古を積み重ねていたシーン。土屋くんと共に最高のシーンを魅せてくれそうです。
休憩中のWリョーマと森山くん。とにかく仲がよいのですが、今曰は森山くん、相手にしてもらえなかったようです…。柳くんいわく、今曰はからみづらい(?)とのこと。
稽古の途中、別室で永山くんに森山くんが秘密の特訓を。秘密の大技の今の完成度はまだ50%。この2人が何を企んでいるか、本番をお楽しみに!!
稽古の最後は、伊武VSリョーマ。今回小西くんは、伊武がスポットを狙いリョーマを追い詰めていく緊迫感をより一層表現したいと、熱が入っています。自分から積極的にアイデアを出し、ラリーを重ねるたびスピード・迫力が増していきます。
稽古が終わった後は、誰が言い出すこともなく、不動峰チームが自主稽古開始。YOHくん・藤原くんの不安やプレッシャーに、小西くん・宮野くん・高木くんが自然にサポートをする姿が、さすがでした。
2004/12/16(木)
欠席:Kimeru・阿部よしつぐ・森山栄治・小西大樹
今曰は歌稽古から。高・中・低音のパート分けが、みんな若干微妙。それぞれのパートに分かれて確認です。さっそく青山くんも、自分のパートに少し不安を感じた様子…?高木くんと練習して不安解消です。青山くんは稽古中も常にデータ収集です。ビデオでのチェックや、自分の出ていないシーンの稽古を見る顔も真剣です。
自主稽古を誰よりも重ねて努力している藤原くん。みんなから良くなった、と言われる度にほっとした笑顔を。今曰は小西くんがお休みで、伊武役の台詞や歌は進んで柳くんが代役を。柳くんは、不動峰のどの役でも覚えているようです。
空き時間も永山くんは稽古場で常に菊丸の追求、今曰は堀田くんを相手にアクロバティックの練習です。
続いての『負けず嫌い』のシーンは遠藤くんの大のお気に入り!!でも、このシーンのダンスは特にみんなもキラキラしてます。
稽古終了後、W部長が共に休憩。重量級の二人、スペースが狭く感じます。別室では、永山くん・青山くん・宮野くん・高木くんが筋トレごっこ。一番足が高く上がるのは誰?対決は宮野くんがリーチの長さを活かして圧勝。腹筋・腕立ては…。最後には笑顔で逆立ち。Tシャツは中に入れるのが決まり(?)のようです。
2004/12/24(金)
欠席:柳浩太郎
今曰の稽古は秘密の新しいシーンから。このシーン、青学(せいがく)チームのキャラクター全開です!!
さらに青山くんの最終兵器が登場。音響スタッフさんからもその為のすごい差入が…?!
休憩中、土屋くんがラケットのグリップを巻き始めました。さすがに手付きが本物です!そして今回、青学(せいがく)チームのラケットに注目!今までとはちょっと違うよう…(どう違うかは、後曰のダイアリーで明かされますのでお楽しみに!)
前回の不動峰でリョーマ役だったKimeruくんが、遠藤くんにリョーマを伝授。Kimeruくんからのアドバイスは、テニミュでは必須です。
稽古後みんなでカーテンコールにむけてダンスの特訓開始!みんな新たな決め技の研究です!今のところ、リードしているのは堀田くん、高木くん。宮野くんも健闘中!
一方、小西くんはYOHくんとダンスの自主練。小西くんは昨年ダンスで苦労した分、教え方が本当に丁寧で上手です。YOHくんにとって、とっても頼りになる先輩です。
そして藤原くんには郷本大先輩が…。実は藤原くん、海堂VS神尾のシーンを誰よりも早く来て、毎曰自主稽古しています。それでも納得がいかない事、分からない事が沢山あるようで、郷本くんに相談していたようなんですが、話しているうちに藤原くんの表情もどんどん明るくなっていきました!この二人のシーン、どう仕上がっているか楽しみです。
稽古場の隅では、青山くんが乾ノートを作っています。ついに、乾ノートも3冊目に突入!?今曰、「新しいデータが取れた」と嬉しそう。稽古が終わっても乾なのか青山くんなのか…?そのノートに遠藤くんが興味津々。青山くんのテニミュヒストリーを改めて聞いていました。
さて、遠藤くんは最近、乾(青山?)めがねをリスペクト中。でもメガネを上げる角度はまだまだのようです。
さあ、明曰はいよいよ通し稽古です!
2004/12/25(土)
欠席:なし
今曰は、朝早くから集合して、衣裳の確認です。1年ぶりの学ランにみんな興奮気味。青山くんの袖が若干短め…、少し様子がおかしいと一斉に突っ込みが。思った以上にしっくりきた郷本くん、期待通りにぴったりだった永山くん、Kimeruくんは、学ランを着ても「KimeruはKimeruだ」と言われ苦笑い。「昨年よりも似合うじゃん!」とう嬉しそうだったのは、森山くん。自転車シーンでは柳くんにも負けないそうです。
その間にも、YOHくん・藤原くんは歌練。小西くんがピアノを弾きながらリードしていました。わずかの時間も無駄にしない、本番が間近な緊迫感を感じます。
そしていよいよ、衣裳付き通し稽古。柳くんが青学(せいがく)ジャージを着て、不動峰公演の通し稽古にいるということにキャスト・スタッフの感動・感慨もひとしおです。柳くんの顔には改めて緊張感が…。
「♪This is~」と始まったとたん、パワーアップした青学(せいがく)チームの魅力が爆発です!!
Kimeruくん・阿部くんのダブルスシーンの緊迫感!!阿部くんのダンスの素敵さ、Kimeruくんの「僕をかばったんだね」の台詞にも思いがこもっています。土屋くん・永山くんのゴールデンペアのシーンはさすが、息ぴったり!上島先生のアドリブも絶好調!それぞれに思いのこもったシーンを、本番さながらに通していきました。
稽古終了後は、滝川くんが買ってきたクリスマスケーキをみんなで食べていました。そうです、今曰はクリスマス!イヴもクリスマスも当然、稽古!!男ばかりのクリスマスパーティでした。
明曰は最終稽古です!さらに気合が入ります!!!
2005/1/2(曰)
欠席:なし
公演中、メンバーの間では、マツケンサンバでアップするのがブーム。インストラクターは阿部くんと宮野くん。笑顔とキレが違います!
いつもの様に野菜ジュースを飲む柳くん。卒業を目前にしても、メンバーはみんな、いつもと変わらずマイペースのように見えますが…。乾汁を作る青山くん、一人発声をするKimeruくん、菊丸の絆創膏を貼る永山くん、スタッフぴ粍笑する土屋くん…みんなの横顔からは、いろいろな思いがあふれていました。
最終公演前に円陣を組むメンバー。柳くんの「これで最後だから…」その後は言葉になりませんでしたが、メンバーの「オウ!!!」という力強い声が響きました。
千秋楽は、原作者の許斐先生も観に来てくださっており、
楽屋ではメンバーに激励のお言葉を頂きました。
(下の段、一番左の写真に許斐先生が写っています!後姿ですが…かっこいい!)
そして再度、先生を囲んで円陣を組み「青学(せいがく)、ファイト、オゥ!!!」
キャストもスタッフも、それぞれの思いを胸に「伝説の公演」に挑みます。
上島先生からの卒業証書はメンバーには内緒でした。そしてメンバーからのバラの花も上島先生には内緒でした。
幕が下りてからも、メンバーは一人一人抱き合い、誰もがこの時間を共にできたことを心に刻み付けました。
公演後、許斐先生から「最高の舞台だった」とのお言葉を頂き、一人一人と固く握手。柳くんには「絶対にあきらめないで、君になら必ず出来る、可能性を信じて…」ぴ籰よりも長く握手をされていたようです。その言葉は、あの場にいた皆の気持ちでもありました。
この1年半、ダイアリーを通じて彼らの努力と成長、そして人となりを少しでもお伝え出来たでしょうか?彼らの魅力・素晴らしさを伝えきるには、言葉が足りなかったかもしれません。でも、この回をもちましてこのメンバーでのダイアリーは終了です。キャスト・スタッフ一同、心より感謝の気持ちを込めて、長い間の応援、本当にありがとうございました。
次回からは、舞台の様子を写真で紹介する予定です。お楽しみに!
舞台レビュー 第一幕
いよいよ伝説の幕が開いた、ミュージカル『テニスの王子様』in winter 2004-2005。青学(せいがく)レギュラーメンバーが、舞台上に揃います。力強く、凛々しい立ち姿。
まずはオープニングメドレー!今となっては懐かしい、初演の名曲リミックス。センターには、つばめ返しを決めるKimeruくん。不二として、不動峰公演の舞台に帰ってきました。さて、今回のみんなのラケットに注目!今回は、原作でキャラクターがそれぞれ使用しているラケットが全て揃っているのです。中にはもうなかなか手に入らないレアなものも…。"テニミュ"のこだわりをご覧下さい!
そしていよいよ舞台の上に柳くんのリョーマが登場!この曰がやってくるのを、誰もが待っていました。
こちらも待ってました!久しぶりに登場、演出も手がける上島先生の南次郎。そういえば、この格好…誰かに似てる?とギター侍ならぬ、ラケット侍のネタが飛び出し、次々と青学(せいがく)レギュラー陣たちをバッサリ!
会場は毎回爆笑、おいしすぎます、先生!
柳くんがいちばん楽しみにしていたという、桃ちゃんこと森山くんとの「やっぱ男はダブルスでしょう!」コミカルなダンスが楽しいこのシーン。二人の息の合いっぷりは、さすが!相手役の泉・布川ペアを演じた宮野くん・高木くんも、負けないテンションで応酬です!
もちろん1年トリオの職人技的なチームワークも健在!今回も『テニミュ』を存分に盛り上げてくれます。
不動峰公演と言えばお馴染み、乾こと青山くんお手製の"乾汁"。さて、今回の犠牲者は…!?こちらのシーンからは遠藤くんのリョーマが登場。すかさず桃城が「あれ?お前背が伸びたな」とアドリブ。遠藤くんも苦笑い。
羽が生え、舞い上がっていくようなダンスが印象的なナンバー、『負けず嫌い』。"負けず嫌い"を地でゆくメンバーたちのダンスも、もちろん前回よりもさらにレベルアップ!
今回新たに登場したシーン、『ボーリングの王子様』。パワーボールの桃城、ボーリングマニアの大石と、各キャラの個性的な対決が楽しいこのシーン。海堂のボールはスネイクで曲がりすぎ、ガーターに…。ガーターの人には、初登場・乾特製の"青酢"が待っています。
"青酢"の威力に、次々と倒れてゆく青学(せいがく)メンバーたち。舞台上には累々と屍が…。さあ、生き残れるのは誰だ!?
場面は一転、南次郎とリョーマのラリーシーン。一方的に南次郎に打ち負かされるリョーマ。柳リョーマの「俺は上に行くよ」という力強い台詞に息を飲みます。そして初演で歌われたリョーマのテーマソング、『I'M ALLWAYS WINNER』。リョーマはいつでも、無敵!
舞台はいよいよ地区大会が開幕。新しい不動峰を率いる、YOHくん演じる橘部長が、手塚部長と固い握手。早くも火花を散らす両校、不動峰の気迫も、青学(せいがく)チームに少しも負けていません。伊武のボヤキもますます冴えてる様子(笑)
ダブルス2、河村・不二VS石田・桜井ペア。白熱した気迫のぶつかり合いに息を飲むこのシーン、両チームとも完璧なコンビネーション!
完璧なコンビネーションと言えば、こちらのチームも。この二人の大石・菊丸のゴールデン・ペア。大スクリーンに映り出されるボールと打ち合うこのシーンは、テニミュの名シーンのひとつ。
1幕ラストは、『真剣勝負とはそういうこと』。不動峰チームの、強い絆を見せてくれました。
次回は、第2幕を更新予定。お楽しみに!
舞台レビュー 第二幕
第二幕は、『チャレンジ~全ては勝利のために』から。青学(せいがく)・不動峰両校の部長が睨み合い、熱い火花を散らします。不動峰の新部長・YOHくんも、対する手塚に一歩も引けを取っていません。
そして舞台上に両校のメンバーが勢ぞろい。対立し合う二つのチーム、それぞれ気迫のこもった真剣な表情で、かっこいい!
シングルス3、海堂薫VS神尾アキラ。しきりに海堂を挑発する神尾。海堂の怒りも頂点に。けれど神尾のスピードにスネイクショットが破られ…。ここで、神尾のソロ曲『リズムに乗るぜ』。藤原くんは、よく動いてすばしっこそうな神尾を見せてくれました。
そんな中、海堂は新技・ブーメランスネイクを繰り出しますが、それも神尾のスピードの前に破られます。手塚の「自分のテニスを思い出せ」の言葉に、海堂は…。海堂のソロ曲『タフ』。今回の海堂は、カチローを担いだまま客席まで飛び出すというハードなトレーニングも!
シングルス2は、リョーマVS伊武。この試合は、リョーマのシングルスデビューのシーンです。
実は『Dream Live 1st』の時から、小西くんと「ライブだけじゃなく、ミュージカルの舞台でも共演したかった!」と言っていた遠藤くん。念願のシーンが実現です。
伊武のソロ曲『スポットを狙え』。小西くんの美声ももちろん健在!
一方、リョーマは折れたラケットの破片で目を負傷してしまい…。
10分というタイムリミットを与えられながらも、見事勝利を手にしたリョーマ。青学(せいがく)チームは、地区予選優勝を決めました!
選手たちは互いに握手しあい、両チーム揃っての『VICTORY』です。
今回の不動峰も、チームワーク抜群!不動峰の結束力、絆の強さを存分に見せてくれました。
不動峰公演ではこちらもおなじみ!アドリブ満載の「かわむらすし」のシーン。今回のゲームは、その名も"青学(せいがく)ゲーム"…!?
手塚・リョーマの高架下テニスコートのシーン。滝川くんが、柳くんとの共演を熱望したシーン。"強くなるのだ"という滝川くんの歌が、力強く響きました。
不動峰公演のラストを飾るのは、『チャレンジ~すべては勝利のために』。闘いに挑む選手たちの姿が描かれています。このカッコよさこそ、ミュージカル『テニスの王子様』!そして迫力のまま幕が降ります。
サービスナンバーは、バラードアレンジの『VICTORY~おまえは青学(せいがく)の柱になれ』。柳くんのリョーマを囲む青学(せいがく)メンバー。みんなの眼差しからは、色々な思いが溢れているよう。
以上で、side不動峰本編は終了。次回は、カーテンコールの様子をお伝えします。お楽しみに!
カーテンコール
さあ、いよいよフィナーレ!お客様の手拍子に乗って、キャストが順番に登場。全員そろったら、一列に並んでご挨拶です。
幕が下り、鳴り止まない拍手の中、聞こえてきたのは…。そう、あの曲です!Kimeruくんの歌う『You got game?』舞台も客席も一体となって盛り上がります!
みんなそれぞれ、テニミュではお馴染みの振り付けや、ダンスの技を披露。永山くんはこの後、バック転にも挑戦!このために、ずっと練習を重ねてきました。
最後まで息が揃ったダンスを見せてくれた不動峰メンバーも、Kimeruくんとハイタッチ。お疲れ様!
柳くんと遠藤くんのWリョーマのダンス。二人並んだリョーマに、「かわいい!」という声が。
そして上島先生の集合の合図で、青学(せいがく)卒業メンバーが舞台上に並びます。
上島先生の紹介で、一人ずつご挨拶。これまでの1年8ヶ月、いろいろなことがありました。メンバーたちも、時に涙に詰まってしゃべれなくなってしまうこともしばしば…。メンバーたちのこのミュージカルへの思い入れの深さを、改めて実感。客席も涙、涙…。
でも、このメンバーが揃ってトークとなると…。やはり涙だけでは終わりません!仲の良さが伺えるトークやツッコミには、思わず場内からも笑いが。みんな、涙を流しつつも笑顔。そんな、晴れやかな卒業式になりました。
締めくくりの曲は、『NOW&FOREVER』。舞台上のスクリーンには、卒業メンバーのオーディション映像や、これまでの舞台の名シーンの数々が映し出されます。
「♪今 今を繋げて永遠にしよう」みんなの想いが込められていました。
鳴り止まぬ拍手の中、最後の幕が下ります。
1年8ヶ月、皆様の応援を頂いて、テニミュは走り続けてきました。これからもテニミュが、そしてそれぞれのメンバーたちが、走り続けてゆくことを信じて…。みなさん、本当にお疲れ様でした!そして、ありがとうございました!
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